我思う故に我あり

日常で感じたこと、考えたことを綴ります。

大腸がん、検査を受ければ助かります!!

映像に衝撃、そして” Cancer ” の文字。

しかも Colon Cancer 。

友達がまさに大腸内ポリープの除去手術を受けたばかり。

やはり内視鏡検査で見つかったのです。

年々、健康には不安を覚えるお年頃。

 

実は、健康診断結果待ちなのです。

いつも気になると、病院に飛んでいき、検査を受けるも”異常なし””健康”

の御言葉を頂くのですが、”セカンドオピニオン”の文字が頭をよぎるも、症状が改善されれば、忘れていっちゃう現状。

 

こわごわ聴く今日のVOAニュース。

トーンダウンで、真剣に拝聴!!!

 

 

 

 

 

大腸がん検診はいつ受けるべき?

 

When Should People Get a Colon Cancer Exam?

October 30, 2020

learningenglish.voanews.com

国立がん研究所がん研究センターが2015年に公開したこの顕微鏡画像は、核が赤く染まったヒト大腸がん細胞を示している。(NCI Center for Cancer Research via AP, File)

 

健康の専門家グループは、成人に 45 歳で大腸がんのテストを受け始めることを望んでいます。それは以前の大腸がん検診のために推奨される年齢よりも 5 年若い年齢です。

スクリーニングは、医療用語で、病気や健康問題の証拠を探すために人にテストを行う行為を意味します。

米国では、大腸がん率は近年低下しています。しかし、米国予防サービス タスクフォースから公表された最近のスクリーニングの提案では、専門家が 50 歳未満の人々 の大腸がん率の上昇について懸念していることを示しています。

アレックス・クリス氏は、バージニアコモンウェルス大学の家庭医であり、予防サービス・タスクフォースのメンバーでもあります。彼は、AP通信にこう話しています。

「我々 は若い人たちがより高い率で大腸がんにかかっていることを示すより多くのデータを見てきました。 基本的には、今の45歳は、過去数年において50歳の人が大腸がんにかかるのと同じリスクを持っています。」

予防サービス タスクフォースは、医師のボランティア グループです。彼らは証拠を研究し、医療検査や治療についての推奨事項を提供しています。

同グループは、大腸がんの平均的なリスクを持つ成人は45歳から75歳までにスクリーニングすることを提案しています。どのくらいの頻度でテストが行われているかは、スクリーニングの種類によります。

大腸の慎重な検査 - 大腸内視鏡検査として知られている - は、通常 5 ~ 10 年ごとに行われます。便ベーステストのような他の検査は、毎年行うことができます。

「大腸がんにかかる人の多くは、兆候も、症状もリスクも現れないのです。ですから、我々 は誰もがスクリーニングを受けることをお勧めするのです 」とクリス氏は言います。

スクリーニングにおけるタスクフォースの提案は、大腸がん、ポリープまたは大腸がんや遺伝性疾患の家族歴を持っている人のためではありません。これらの条件のすべてがそのリスクを高める可能性があるのです。

大腸がんは、直腸がんと共に、米国ではがん死亡原因の 3 番目の主要要因です。今年は全国で推定 148,000 人の新たな症例が発生すると予想されています。

タスクフォースの提言は、いまや米国がん協会の提言と同じものです。2018年、米国がん協会は検診年齢を50歳から45歳に引き下げました。この変更により、医師は安心して若い患者に大腸がん検診を勧めるべきだと、がんグループのロバート・スミス氏は述べています。

初期テストは、積極的な治療を必要とする前に、若い患者ではポリープや早期の癌を識別するのに役立つだろう、と医師ナンシー ユーは述べています。彼女はヒューストンのMDアンダーソンがんセンターで働いています。

「早期の段階で癌を治療すれば、侵襲性(身体に及ぼす物理的負担や影響の大きさ)が低く、より良い結果が得られる治療がたくさんあります」とユー氏は言っています。「それは患者さんにとって大きな違いとなります。」

専門家は、大腸がんのために人々 をスクリーニングすることはいまだ難しいだろうと考えています。現在、50 歳から 75 歳までの 4 人に 1 人がこの病気の検査を受けたことがありません。大腸がん検診の最新情報では、米国成人の約60%だけだと、クリス氏 は言っています。

 

 

予防しやすい大腸がんと予防に有効な食生活

制作:東洋経済ブランドスタジオ

制作:東洋経済ブランドスタジオ
 
2019/09/10

toyokeizai.net

上記リンク内より

「検査」が大腸がんを大きく減らす

日本の大腸がんは戦後、罹患数・死亡数ともに大きく増えています。直近のデータでは、全がんの中で死亡数は2位、罹患数で1位※1。2016年に行われた「全国がん登録」導入後初の集計では、新規がん患者のトップになりました。

日本で大腸がん患者が増える理由として指摘されるものの1つが、「食の欧米化」です。

ですが、日本食と比較すると、アメリカの食事は高脂質、高カロリーとされ、実際に肥満率は日本よりアメリカのほうが圧倒的に高いですよね。

ではなぜか?

大腸内視鏡を専門とし、日本がん予防学会理事長でもある石川消化器内科院長・石川秀樹氏によると、大腸がん検診の受診率だいいます。

 

大腸がんは、腺腫(せんしゅ)というポリープが変化して起こると考えられています。ですから大腸内視鏡検査により、ポリープを発見しその場で摘除することができ、それが大きな予防となるのだと、石川先生は指摘しています。

便潜血検査を毎年受けることも有効ですが、毎年受けている人はかなり少なく、また陽性反応が出ても『内視鏡検査が怖い』『どうせ痔だろう』などと放置する人も多いそうです。

専門家からすると、今では大腸がんは発見しやすく、予防のしやすい『勝ち目のあるがん』といえます。だから大腸がんにかかり、亡くなってしまうのは『もったいない』ことなのですね。

 

予防には生活習慣を整えることが重要

近年、大腸がんの発生に影響する環境因子がわかってきているそうです。

まず、大腸がんを抑制するといわれているのが野菜の摂取と運動。

反対に大腸がんを促進する可能性があるのが、アルコールと赤肉。

※赤肉とは牛肉と豚肉のことで、食べるとしても1日平均80グラム以下に。

 

しかし、ほかのがん促進因子によってリスクが上がっても、ある程度であれば運動することによって”チャラ”になるという論文もあるほどだそう。

 

 

その理由は?

「大腸がんには、直腸と結腸が含まれますが、運動が有効なのはとくに結腸です。直腸は肛門につながるところで、結腸はそのさらに奥のところになります。結腸は固定されておらずブラブラしていますので、腰を左右に振れば、直腸よりも結腸のほうが動くわけです。つまり、ブラブラしているところだけが運動によってがんの予防ができるというのは、物理的な刺激が影響している可能性があります」

一方で、さまざまな病気を誘引するとされる「たばことお酒」は、大腸にも容赦しない。

「たばことお酒は残念ながら、とればとるほど大腸がんのリスクは一直線に高まります。まずは禁煙していただき、飲酒量は男性で1日1合、女性で0.5合までを目安とし、週1日程度は休肝日を設けるようにしましょう。さらに、お酒を飲んで下痢する人は腺腫が多いという論文もあるので、より注意したほうがいいかもしれません」

石川先生のお話し。

 

ヨーグルトなどに含まれる、大腸の状態を整える「ビフィズス菌」にも、大腸がん予防の効果が期待できる可能性があり、例えば「ビフィズス菌BB536」には、大腸がんのリスク因子のひとつと考えられるETBF菌を除菌する機能が報告されているそうです。

 

※by 森永乳業

 

ヨーグルトの勘違い?

制作:東洋経済 2019/09/10

toyokeizai.net

上記リンク内抜粋、再構成

 

大腸ビフィズス菌がいいなら、ヨーグルトを食べよう!

は勘違いらしいのです。???

ヨーグルトをつくる乳酸菌は免疫のバランスをつかさどる小腸で働きます。

一方、大腸をケアしたいのであれば、ビフィズス菌を摂取すべき、となります。

そして、ヨーグルトをつくる菌として乳酸菌はすべてのヨーグルトに入っていますが、実はビフィズス菌が入っているヨーグルトは意外と少ない。

つまり大腸を健康に保ちたいなら、同じヨーグルトでもビフィズス菌入りのものがよりよい選択といえるのです。

 

 

そもそもビフィズス菌と乳酸菌は何が違うのでしょうか?

ズバリ、短鎖脂肪酸をつくるかつくらないか。

ビフィズス菌は短鎖脂肪酸をつくるが、乳酸菌はつくらない。

そして、この短鎖脂肪酸が大腸をいい状態に保ってくれるというわけです。

 

 

スーパー物質「短鎖脂肪酸

じゃ、短鎖脂肪酸って?

短鎖脂肪酸とは、炭素(6個以下)が鎖のようにつながった構造を持つ脂肪酸のことで、酢酸、酪酸、プロピオン酸などがその代表。

 

短鎖脂肪酸はそれ単体を摂取することは難しい。

しかし、短鎖脂肪酸は、”ある善玉菌” によって生産されることがわかっています!!

それがビフィズス菌」!!!

 

ーカギは、「腸内細菌」の存在ー

大腸には数百種類、数十兆個にも及ぶ腸内細菌がすんでいて、そうした腸内細菌群は“腸内フローラ”と呼ばれている(「フローラ」は「花畑」の意)。腸内フローラ内の善玉菌の働きでとくに重要。

 

大腸のトラブルは便秘や下痢、大腸ポリープや大腸がんといった腸の疾患につながるだけでなく、肌荒れ、肥満、アレルギー、さらにはうつや認知症など多くの症状に関連することがわかってきています。最近ではある種の腸内細菌が糖尿病や心臓病、脳血管障害などとも関係しているらしいという研究報告も出てきているそうです。

 

健康に悪影響を及ぼす「大腸劣化」は食べ物に気をつければ解消できるはずのもの。大腸をケアする「大腸活」がしっかり行き届けば、何よりも大切な「健康」に近づき、仕事やプライベートをより充実できることでしょう。

 

ビフィズス菌が入ったヨーグルト」を!!

 

がん・感染症センター都立駒込病院 消化器内科部長 泉浩医師

順天堂大学 佐藤信名誉教授

 

 

※by 森永乳業

 

ーつまりー

大腸を制すれば健康が得られる

腸内環境のカギは短鎖脂肪酸。その短鎖脂肪酸を作ってくれるのが善玉菌。その善玉菌を増やすにはビフィズス菌を!!!

 

Take care of yourself!!

 

 

 

 

When Should People Get a Colon Cancer Exam?

This microscope image made available by the National Cancer Institute Center for Cancer Research in 2015 shows human colon cancer cells with the nuclei stained red. (NCI Center for Cancer Research via AP, File)

 

A group of health experts wants adults to start getting tested for colon cancer at age 45. That is five years younger than the age it formerly recommended for colon cancer screenings.

Screening is a medical term. It means the act of doing a test on a person to look for evidence of a disease or health problem.

In the United States, colon cancer rates have been falling in recent years. But the recent screening proposal, released by the U.S. Preventive Services Task Force, shows that experts are concerned about rising colon cancer rates in people under the age of 50.

Alex Krist is a family doctor at Virginia Commonwealth University and a member of the Preventive Services Task Force. He spoke to The Associated Press.

“We’ve seen more data showing that younger people are getting colon cancer at higher rates,” Krist said. “Basically, a 45-year-old today has the same risk of getting colon cancer as a 50-year-old from years past.”

The Preventive Services Task Force is a volunteer group of doctors. They study evidence and offer recommendations about medical tests and treatments.

The group is suggesting that adults of average risk for colon cancer be screened from ages 45 to 75. How often the tests are done depends on the kind of screening.

A careful examination of the colon – known as a colonoscopy -- is usually done every five to 10 years. Other exams, such as stool-based tests, can be performed every year.

Most people who get colon cancer have no signs, no symptoms and no risks. And so that’s why we recommend that everyone get screened,” Krist said.

The task force suggestion on screening is not for people who have colon cancer, polyps or a family history of colon cancer or genetic disorders. All of those conditions can increase their risk.

Colon cancer, along with rectal cancer, is the third leading cause of cancer deaths in the United States. There will be an estimated 148,000 new cases nationwide this year.

The Task Force’s suggestions are now the same as those from the American Cancer Society. In 2018, the American Cancer Society lowered the screening age from 50 to 45. With the change, doctors should feel at ease recommending colon cancer screens to younger patients, said the cancer group’s Robert Smith.

Earlier testing would help identify polyps or early cancer in younger patients before the disease requires more aggressive treatment, said Doctor Nancy You. She works at MD Anderson Cancer Center in Houston.

“We have a lot more treatment options that are less invasive and have better results when we treat cancer at the earlier stages,” You said. “That makes a huge difference to our patients.”

Experts believe it will still be difficult to screen people for colon cancer. Currently, 1 in 4 people between 50 and 75 have never been tested for the disease. Only about 60 percent of U.S. adults are up to date on their colon cancer screenings, Krist said.

 

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Words in This Story

 

colon – n. the main part of the large intestine

recommend – v. to suggest that someone do (something)

data – n. facts and other information collected for use in studies

stool – n. waste product

symptom – n. a sign or marker of something

polyp -- n. medical : a small mass of a substance that grows inside your body (such as inside your colon or on your vocal cords)

option – n. choice

invasive – adj. medical : involving entry into the body by cutting or by loading or adding an instrument