南アジアの飲食店のサバイバルは”地産地消”
“What is important is to learn to live with what we have in our hands.”
まさしくその通りですね!!
今後このようなウィルスは出てきますし、それでなくても温暖化に続き、世界的に人口増加から食料は取り合いになります。
このまま円安が続き、買い負けし、自給率が低いことから我が国はどうするのでしょうか? ずいぶん以前からわかっていたことなのでは?
VOAで英語を学びましょう♬
- 南アジアの飲食店がパンデミック被害から回復するために’地元産を’(和訳)
- South Asian Eateries 'Go Local’ to Recover from Pandemic Losses
南アジアの飲食店がパンデミック被害から回復するために’地元産を’(和訳)
South Asian Eateries 'Go Local’ to Recover from Pandemic Losses
Jan.09,2023
南アジアのホテルやレストランは、COVID-19の大流行により、外食のあり方を見直す必要に迫られています。世界的な健康危機により、多くの飲食店が閉店を余儀なくされました。生き残った店は、より地元産の食材を使おうとしています。
インドでは、レストランが閉鎖され、ウイルスの発生により大きな被害を受けました。何百万人ものレストラン関係者が職を失いました。
隣国のスリランカでも、外食産業関係者は苦闘を続けています。
サマン ナヤナンダさんは、スリランカの首都コロンボにあるホテルの飲食担当者です。彼は地元の食材をもっと活用することが重要だと言います。
ナヤナンダさんは、23万人の死者を出した2004年の大津波を生き延びました。2009年に終結した長い内戦を生き抜き、イースター休暇に起きた2019年の致命的なテロ攻撃の結果を目の当たりにしました。
どの災害の後でも、スリランカの経済は回復することができました。
しかし今回は、回復のための苦労が大きくなっています。同国の経済は、負債と燃料・食料不足に直面しています。
「COVIDの1年後、すべてのホテルが食料の配送を開始しました。」とかあれはい言っています。「我々は徐々に回復していたのに、この経済危機が来てしまった。」と。
「この危機は、中産階級を崩壊させました。」 と彼は言っています。
このような状況なので、ナヤナンダさんらは地元の食材を中心に献立を考えました。地元産のサツマイモ、キャッサバ、ヤムイモ、ササゲを使った料理が作られました。
マニーシュ・バヘティ さんは、South Asian Association for Gastronomyの創設者兼ディレクターです。彼は、パンデミックによって、健康への懸念や食材の調達に関する意識が高まったと述べています。このため、業界はより環境に優しい方法を採用するようになりました。その中には、地元で採れた食材を使った料理を提供することも含まれています。
「季節に応じて地元の新鮮な野菜を食べること、ナッツ類や豆類、緑の葉野菜を多く含む食事に戻すことは、今後も続く傾向です」とバヘティさんは述べています。
外食産業が再建される中、レストラン経営者は、パンデミックが前進の道を示すあいだ、いくつかの慣習が必要となったと述べています。
多くの都市部では、植物由来の食生活を試したり、敷地内で野菜や果物を工夫して育てたりしています。
コロンボに戻ったナヤナンダさんは、家族を養うのが難しくなったため、自転車で通勤し、自宅で食物を栽培するようになりました。
スリランカをはじめとするアジア諸国では、最近、中国でCOVID-19の感染が相次ぎ、再び操業停止などの規制がかかるのではないかと心配されています。しかし、ナヤナンダさんは希望を抱いていると言います。
「大切なことは、今あるもので生きていくことを学ぶことです」と彼は言っています。
South Asian Eateries 'Go Local’ to Recover from Pandemic Losses