2020年ノーベル文学賞 - 我思う故に我あり

”ことば”の持つ真実、詩が語る深淵な世界。。。。

英語版のみのようですが、是非トライしてみたいですね。

また、表紙が綺麗。。。

今年のノーベル文学賞、発表！！！

アメリカの詩人ルイーズ・グリュックがノーベル文学賞を受賞
ルイーズ・グリュック氏の作品
American Poet Louise Gluck Wins Nobel Prize in Literature
- Words in This Story

アメリカの詩人ルイーズ・グリュックがノーベル文学賞を受賞

American Poet Louise Gluck Wins Nobel Prize in Literature

October 08, 2020

learningenglish.voanews.com

アメリカの詩人ルイーズ・グリュック氏が2020年のノーベル文学賞を受賞しました。

ストックホルムに本拠地を置くスウェーデンのアカデミーが、文学賞委員会の名前を挙げ、木曜日に受賞者を発表しました。

アカデミーは、グリュック氏の "厳かな美しさで個人の存在を普遍的なものにする、紛れもない詩的な声 "と称賛しています。

グリュック氏の作品は、個人的な喪失感や悲劇、特に家族生活をテーマにしたものとして知られています。彼女はまた、自身の経験や現代生活や自然に関連したテーマにも言及しています。

アカデミーの常任幹事であるマッツ・マルム氏は、発表の直前にグリュック氏と話をしたといいます。

「メッセージは意外なものでしたが、歓迎すべきものでした」とマルム氏は記者団に語っています。

77歳のグリュック氏はイェール大学の英語教授。彼女からのコメントはありませんでした。

グリュック氏は、これまでにノーベル文学賞を受賞した数少ないアメリカ人詩人の仲間入りをしました。最後に受賞したのは、2016年にミュージシャンのボブ・ディランです。

グリュック氏はまた、文学賞を受賞した数少ない女性の一人でもああります。2010年以来、4人目の女性の受賞となりました。ノーベル賞が1901年に始まって以来、文学賞を受賞した女性はわずか16人。

グリュック氏が注目されるきっかけとなったのは、1968年に発表された詩集”Firstborn”でした。ノーベル文学委員会は、”アメリカ現代文学界で最も著名な詩人の一人”と評しています。

文学委員会の委員長はアンダース・オルソン氏です。オルソン氏は、グリュック氏の声を”率直で妥協しない”とし、”この詩人は理解されたいと思っている”ことの表れだと評しています。しかし、彼女の文章は”ユーモアに満ちていており、噛みつくような機知”に富んでいるとオルソン氏は言います。

他の作家との比較を引き合いに出して、委員会はグリュック氏を19世紀のアメリカの詩人エミリー・ディキンソンに似ているとし、その”厳格さと、単純な信仰の教義を受け入れようとしない姿勢”を評価しました。

ジョナサン・ガラシ氏は、グルック氏の出版社ファラー・ストラウス・アンド・ジルーの社長です。彼は声明の中で、今回のノーベル賞受賞が彼女の作品を”多くの、多くの新しい読者に”届けることになると確信していると述べています。

グリュック氏の詩集には、1985年に出版された「Descending Figure」、「Ararat」、「The Triumph of Achilles」などがあり、全米書評家協会賞を受賞しています。また、グリュック氏はアメリカのピューリッツァー賞の詩賞を受賞し、2003年にはアメリカの詩人賞を受賞しています。

2015年、バラク・オバマ大統領はグリュック氏に全米芸術・人文科学メダルを授与しました。オバマ氏は受賞の際、彼女の詩は "自然の静かな戯曲と日常の人々の静かな感情 "を捉えることができたと述べています。

ルイーズ・グリュック氏の作品

（出典：全てAmazon)

[Louise Glück]のPoems 1962-2012 (Los Angeles Times Book Award: Poetry) (English Edition)

Poems 1962-2012 (Los Angeles Times Book Award: Poetry) (English Edition)

"グリュックさんの新刊であり、キャリアを重ねた『ポエムズ 1962-2012』は、この国の文学の中で、おそらく今年最もメジャーな出来事である。. . これらのコンパクトなボリュームをまとめると、偉大な小説のようなまとまりのあるまとまりのある内容であり、道徳的な強さを感じさせる。彼女自身の人生だけでなく、それを取り巻く世界の官能的で政治的な性質をも問う、しなやかで検事的な心が示されている。彼女の詩は、危険なほど低い気圧をもたらしている。彼女の父親はX-actoナイフの発明を手伝った。これは宇宙的に崇高なディテールであり、このような正確さと殺意を持ってスライスする詩人は他にいない。. . 私は、彼女が次に何を書いてくるかを楽しみにしています。グリュックさんは大胆不敵だ。失うものを愛するのはなぜか」と彼女は問いかける。彼女は自分自身の問いに答えている。--ドワイト・ガーナー、ニューヨーク・タイムズ紙

Averno

Averno (英語) ペーパーバック – 2006/11/30

グルュックは時間の中心に立ち、生の感情や言語的な放棄ではなく、魂についての質問の時代を超越した緊急性をもって語っている」。- Partisan Review「彼女の文章の感情的で修辞的な激しさは論を超えている。6冊の本の中で、彼女が形式的な真面目さ、焦らずにコントロールする感覚、そしてメスのように希望と痛みの間に潜む霧を切り裂くような表現の鋭さから一度も揺らいだことはない」。- ワシントン・ポスト

Proofs and Theories

Proofs and Theories (英語) ペーパーバック – イラスト付き, 1995/12/1

Proofs and Theories』は、1993年にPEN/マーサ・アルブランド賞（初のノンフィクション賞）を受賞したルイーズ・グルックのエッセイ集です。グリュックは、彼女の散文に、彼女の詩の特徴である言語の正確さ、鋭い洞察力と洞察力をもたらしています。他の詩人の作品の探求から、「誠実さ」や「勇気」といった現在の文学批評の概念に対する懐疑的な考察に至るまで、このエッセイの随所に彼女の思想の力強さが表れています。また、グリュック自身の教育や詩人としての人生を振り返るとともに、師であり師匠でもあるスタンリー・クニッツへの賛辞も含まれています。『プルーフとセオリー』は、大物詩人の遺言である。

その他多数。

American Poet Louise Gluck Wins Nobel Prize in Literature

Books of American poet Louise Gluck during the announcement of 2020 Nobel Prize in literature at Borshuset in Stockholm, October 8, 2020. Gluck won the prize. (TT News Agency/Henrik Montgomery/via REUTERS)

American poet Louise Glück has won the 2020 Nobel Prize in Literature.

The Stockholm-based Swedish Academy, which names the Literature Prize committee, announced the winner on Thursday.

The Academy praised Glück’s “unmistakable poetic voice, that with austere beauty makes individual existence universal.”

Glück’s works are known for exploring personal loss and tragedy, especially in family life. She also draws on her own experiences, as well as subjects related to modern life and nature.

The Academy's permanent secretary Mats Malm said he had spoken to Glück just before making the public announcement.

"The message came as a surprise, but a welcome one as far as I could tell," Malm told reporters.

The 77-year-old Glück is a professor of English at Yale University. She had no immediate public comment.

Glück joins a handful of American poets who have received the Nobel Prize in Literature. The last American to win was musician Bob Dylan in 2016.

Glück is also one of the few women honored with the literature prize. She is the fourth woman to receive the award since 2010. Only 16 women have won the Literature Prize since the Nobel awards began in 1901.

The work that first brought Glück wide attention was a collection of poems called “Firstborn,” published in 1968. From there, she soon became recognized “as one of the most prominent poets in American contemporary literature,” the Nobel literature committee said.

Anders Olsson is chairman of the literature committee. He described Glück’s voice as “candid and uncompromising,” a signal that “this poet wants to be understood.” But her writing is also “full of humor and biting wit,” Olsson said.

Drawing comparisons with other writers, the committee said Glück was like 19th-century American poet Emily Dickinson, in her “severity and unwillingness to accept simple tenets of faith”

Jonathan Galassi is president of Glück’s publisher Farrar, Straus and Giroux. He said in a statement he was sure the Nobel award would bring her works “to many, many new readers.”

Glück’s poetry collections include “Descending Figure,” “Ararat” and “The Triumph of Achilles,” which was published in 1985 and won the National Book Critics Circle Award. Glück was also awarded an American Pulitzer Prize for poetry and was named Poet Laureate of the United States in 2003.

In 2015, President Barack Obama honored Glück with the National Medal of Arts and Humanities. In giving the award, Obama said her poems were able to capture “the quiet drama of nature and the quiet emotions of everyday people.”

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