我思う故に我あり

日常で感じたこと、考えたことを綴ります。

インド 法案巡り農家と政府の対立

日にちが過ぎていたのですが、気になっていたので、

インドの農業地帯で起きているデモを取り上げました。

 

今や経済大国となりつつあるインドでの農家とデモ、しかも法案を巡る抗議デモ。一体何が起きているのでしょう!!!

早速VOAニュースを聴いてみましょう!!!

世界を知りましょう!!!

 

 

 

 

インドの農民は政府と新法に反対して立ち上がる

 

Farmers in India Rise Up Against Government and New Laws

December 07, 2020

 

learningenglish.voanews.com

 

朝のニューデリーは涼しい空気が吹き抜け、太陽は一部公害に隠れている。2,900万人が暮らすインドの首都ニューデリーは冬です。しかし、国境沿いの街では今年の様子が一変しています。

最近、交通量の多い道路で “Inquilab Zindabad”(インキラブ・ジンダバード)の叫び声が聞こえてくます。"革命万歳 "という意味です。 何万人もの農民が街の国境まで行っているのです。 彼らは新しい農業法に反対して道路を埋め尽くしています。 彼らはこの法律が企業の悪用に開放されると言っています。

 

一週間以上、彼らは警察の障壁を押しのけながら、 農機具やトラックで首都に向かって移動しているんです。警察は催涙ガスを発射し、水鉄砲や重い棒で抗議者を殴ることで応戦しました。

 A group of protesters shout slogans as they arrive to join farmers demanding to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations, eventually rendering them landless, at the Delhi-Haryana state border, India, Dec. 1, 2020.

 2020年12月1日、インドのデリー・ハリヤナ州境で、企業による搾取につながり、最終的には土地を失うことになると言う新しい農業法の廃止を要求する農民たちに合流するために到着した抗議者たちのグループがスローガンを叫んでいます。
 

 

現在、農民たちはニューデリー郊外にキャンプを構えています。彼らは数週間滞在するのに十分な食料と燃料を持っています。彼らはNarendra Modiナレンドラ・モディ首相の政府に対し、9月に可決された新法の取り消しを求めているのです。

 

そのうちの一人、31歳のKaljeet Singhカルジート・シンさん。彼はニューデリーから北に310キロほど離れたパンジャブ州の ルディアーナ市から旅をしてきました。「彼は何世代にもわたって土地に血とを捧げてきた何百万人もの人々のために決めることはできない。 」と彼はモディについて語っています。

 

夜間、農民たちは車の中や下で寝て、昼間は、車の中で寄り添って座っています。彼らの周りには毎日の食事のための米や野菜が山のように積まれています。

 

33歳のAnmol Singh アンモル・シンさんは、6人家族を農業で支えています。新法は、農民の土地を奪い、大企業に与えるという大規模な計画の一環だと、彼は言います。

 

Sonu Singh ties his turban while getting ready to join other farmers protesting against new farming laws they say will result in exploitation by corporations. 企業による搾取につながると言う新しい農業法に抗議する他の農民たちと合流する準備をしながら、ターバンを結ぶソヌ・シンさん。


 「モディは金持ちの友人の胃袋を満たすために、貧しい農民が飢えで死ぬことを望んでいるのです。」と彼はAP通信に語っています。

 

抗議している農民の多くは北部パンジャブ州とハリヤーナ州から来ています。それらのほとんどはシーク教徒であり、宗教的には少数派です。彼らは、新法が政府に穀物を保証価格で購入することを止めさせることにつながると彼らは恐れているのです。また、価格を押し下げようとする企業による悪用につながると心配しています。多くの活動家や農業専門家は、保証された穀物価格を求める抗議者の要求を支持しています。

 

新法はまた、農民と政府が運営する卸売市場の間で代理店として働く人々を排除することになります。農民は、これらのエージェントは農業経済にとって必要な存在であり、農民の信用の主要なラインであると言ます。代理店は、燃料や肥料、さらには家族の緊急事態の際には融資まで、迅速に農家にお金を提供してます。

Indian farmers gather together in the back of their tractor trailer early morning as they protest to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations. インドの農民たちは早朝、トラクターのトレーラーの後ろに集まり、企業による搾取につながると彼らが言う新しい農業法の廃止に抗議しています。
 

政府によると、この法律は必要な改革をもたらすものであり、それによって農家は自分たちの作物を市場に出し、民間投資によって生産量を増やすことができるようになるとしています。しかし、農民たちは、彼らはただの一度も相談されなかったと言っています。

 

インドの人口の約60%は、生計を立てるために農業に依存しています。農民の反乱の高まりは、モディ政権とその同盟国を怒らせています。モディ政権の指導者たちは、抗議を封じ込めようと試みましたが、うまくいきませんでした。

 

モディとその同盟国は、農民の懸念を否定する一方で、新法に対する農民の不安を鎮めようとしてきました。モディ党の指導者の中には、モディや彼の政策を批判する人々によくつけられる名前である”見当違い””反国民”と農民を呼んでいます。

 

政府は農民たちを説得して抗議活動を終わらせようと交渉を続けていますが、成功する可能性は低いようです。

Protesting farmers prepare a meal for fellow farmers as they block a major highway during a protest at the Delhi-Haryana state border, India, Dec. 1, 2020.

デリー・ハリヤナ州境での抗議活動中、主要な高速道路を封鎖しながら仲間の農民のために食事の準備をする農民たち(インド、2020年12月1日 )
 

 

農家のクルワント・シンさんは72歳。彼は抗議活動のためにハリヤナ州の自宅を離れるとき、2つの状況を想定して妻に花のネックレスを渡したと言います。もし彼が勝利して家に帰ってきたら、妻はお祝いに花を首にかけると彼は言います。しかし、もし彼が反乱で死んでしまった場合は、家に戻った時に妻がネックレスを命のない彼の遺体につけることになるといいます。

 

シンさんは孫を連れてニューデリーに向かいました。

 

「これは私の世代のための戦いでもあるのです」 と16歳のアムリンダー・シンさん。

 

モディの政策の多くは、彼の批判者や少数派の人々の間で大不評です。農民たちは、モディが "独裁的な行動 "と呼ぶものを止める時が来たと言います。

 

モディは2019年5月に再選されました。彼の2期目は問題が目立っています。 経済は苦しんでおり、 社会不安は拡大しています。 抗議者は彼らが不公平だと言う法律を拒否しています。 そして彼の政府はCOVID-19の健康危機にどのように対処しているか批判されています。

 

今、農民の抗議は政府に新たな問題を提示しています。

 

 

 

インド農業関連3法案の内容

news.nifty.com

上記より抜粋

 

改革法案

①必需商品法(Essential Commodities Bill)改正

②農家による農産品取引の推進

③農業就労者の権限保護・強化のための価格保証協約・農業サービス付与

 

法案の狙い

農家所得の向上、農業生産性の向上、農業部門への投資拡大にある。具体策としては、

①一部の必需農産品の供給規制を撤廃し、在庫制限の導入を価格とリンクさせる

②農産品の州内・州間の取引(オンライン取引を含む)については、州政府による手数料、地方税、課徴金を撤廃し、自由化する

③農家の買い手との直接取引を認め、適切な代表者制度と紛争処理メカニズムを整備する

 

小規模かつ細分化された農地、低水準の生産性、インフラの未整備、金融支援制度の遅れなど様々な要因が国内農業の発展を阻害している。人口の半数近くを農業従事者が占めるインドでは、大規模な農業改革の必要性が数十年前から議論されてきた。

人口に占める割合が大きい農業従事者は選挙対策上重視をする必要があることから、モディ政権は卸売市場と農産品の最低価格制度の維持を約束した。しかし、卸売市場がしっかりと根付き、活況を呈している複数の州の関係者たちはモディ政権の公約を疑問視している。政府がやるべきことは、法案を改正して、農家を自由市場の乱高下から守るための施策を盛り込むこと、との声が根強いのは確かである。

これらの課題の解決策の一つとしては、民間資本の農業部門への投入を促進し、農業技術のイノベーションを加速させることが考えられる。しかし、農業投資を意味のある水準まで引き上げるためにも、農業部門のさらなる改革が必要である。

インドにおける農業への民間投資は低水準で推移しているのが実情である(下図参照)。農家を民間企業から守るために導入されている農地活用に関する厳しい法律や関連規制を含む現行の法的枠組みが民間投資拡大へのネックとなっている。

 

 

 

12月8日に行われた協議の結果

www.nna.jp

農業関連法デモ、農家と政府の協議物別れに

 

インド各地に広まった農業関連法に対する農家の抗議活動で、8日に行われた政府と農家との協議が、物別れに終わったことが分かった。政府側は、農家の懸念を取り払うべく法律の修正を提案。だが、農家側は「法律の白紙化」を求める姿勢を貫き、提案を拒否した。ビジネス・ライン(電子版)など各紙が9日に伝えた。

14日に大規模なデモを行うよう呼び掛けている。

 

 

 

インドの農業事情

www.nli-research.co.jp

ニッスイ基礎研究所 レポートより抜粋

 

経営規模の問題

インドは古くから農地開発が進められてきたため、既に国土の半分が農地であり、新たに農地に転用可能な土地は限られている。一方、2.0ha未満の農地しか持たない零細・小規模農家(土地を持たない農業労働者を含まず)は全体の85%を占めており、その数は一貫して増加している。

こうした狭い農地では、農業だけで生計を立てられるほどの収入を得ることは難しく、次の作付けに必要な種子や肥料、家畜の餌などを購入するために土地を担保にローンを組む農家は多い。

しかし、農地の約1割を占める借地や土地登録簿が欠けている場合には所有権が認められず、フォーマルな金融機関(銀行、信用組合)から借りることができなくなる6。零細農家(農地1ヘクタール未満)は、条件の良い公的機関からの融資だけでは必要額を満たせず、負債の約4割をフォーマルな金融機関と比べて金利の高い貸金業者からの借入が占めており、過大な返済負担が農家の利益を目減りさせている。

 

技術面の問題

狭い農地では機械化の恩恵が小さく、仮に導入したからといってローンを返済できる見込みは薄い。従って、個人で農業機械を導入できる農家は中・大規模農家に限られる。農家の大半を占める零細・小規模農家は集落での共同利用や農業機械所有者による賃耕を通じて農業機械を活用することはできるが、タイミング良く利用できない問題がある。このため、発展段階にある農業機械と伝統的な農具(人力、畜力)による農作業が混在しているのが現状である。

サプライチェーンの問題

従来農産品は、1954年に制定された農産品流通委員会法(Agricultural Produce Market Committee:APMC)に基づき、州政府管轄の卸売市場である「マンディ」で通商許可を持つ仲買人による農産物の競りが行われてきた。しかし、仲買人は競争がないために取引を支配しており、農産物を持ち寄った農家は提示された価格を受け入れるしかないという不当な扱いを受けてきた。収穫した農産物が消費者のもとに届くまでには複数の仲買人を渡る。また仲買人は農家と販売先の双方から二重の手数料を受け取り、農家にとってムダな仲介コストにより最終小売価格の3割前後にまで収入が圧縮されているとも指摘されている。

輸送インフラや貯蔵・加工施設の問題も大きい。多くの地域では安全な輸送インフラが整っていないために商品の形が損なわれるほか、配送が遅れがちになる。また農作物を収穫した後、農家や市場の保管状態が悪いためにネズミや雑菌の被害、浸水被害などを受けやすく、特に果物や野菜などの生鮮食品については約30~40%の農産物が廃棄されてしまっている。

また貯蔵施設の利用は大規模農家に止まっており、大半の農家は(現金化を急いでいることもあり)農作物の供給が過多になる収穫期に低価格での販売を強いられ、利益が目減りしてしまっている。

自然環境の問題

インドの気候は熱帯または亜熱帯モンスーン地域に属しており、農地に水を供給できれば年2回(雨季のカリフ作、乾季のラビ作)の耕作が可能であるが、農産物の生育は熱波や干ばつ、洪水などに左右されがちである。

 

インド政府の農業政策

(公的分配システム)
インドの農業政策のなかでも、食料供給政策の根幹をなすものが公的分配システム(PDS)である。現在、PDSは政府が米や小麦等の必需品7を買い上げて市場価格よりも低い価格で貧困層に提供する制度となっており、主に(1)貧困層に対する食料の安全供給、(2)生産者に対する買い上げ価格の保証、(3)政府が緩衝在庫を保有して不測の事態に備え、食料の供給と市場価格を安定化させることを目的として行われている。

(図表13)公的分配システムの流れ

当初、PDSは食料不足(食糧安全保障)に対処する狙いで始まった制度であるが、現在は農家の生産意欲を高めることも重要な目的となっている。

農業投入財政策)
更なる農地の拡大が見込めないインドで農業生産量を増やすには、単収の増大が不可欠とされる。「緑の革命」では、高収量品種に必要な化学肥料や灌漑整備、電力などの農業投入財にかかる農家の負担を軽減するべく、政府が補助金の支給を拡大させた。

(農産物市場の改善に向けた方策)

農産物市場の非効率性の問題に対しては、多くの計画が試みられているが、最もインパクトが大きいとみられるものが、2016年4月に開始した農産物卸売りポータルサイト国営電子農業市場(eNAM)である。

買い手が全国規模に広がることで現地市場に比べて貯蔵・輸送コストがかさむ一方、著しく低い価格で落札される可能性が低くなる。また複数の仲買人を介する必要がなくなるために、農家にとってムダな仲介コストが大きく削減されるメリットがある。また農家は実勢価格を確認できるため、透明性の高い取引が行われる仕組みとなっている。

(自然環境への対応策)
干ばつや洪水による作物被害リスクに対して、政府は農業保険を普及させることにより自然災害や疫病から農家を守るため、2016年2月に首相作物保険プログラム(Pradhan Mantri Fasal Bima Yojana : PMFBY)を開始した。

(農業の経営規模の拡大に向けた方策)
政府は農業の経営規模を拡大させるべく、農地リースの普及を目指している。現状では、農地リースを認める州政府は一部を除いて存在しない。そこで政府は2016年に農地リースを認める法案を策定し、州政府に同法案の成立を促している。農地リースが認められれば、余剰労働力を抱える農家の生産拡大が見込めると共に、フォーマルな金融機関からの融資を受けやすくなるほか、保険加入も進むと期待されている。しかしながら、インドには農地の保有上限の規制や土地所有者を容易に特定できない土地登記の問題があり、農地の流動化や集積は容易には進まないであろう。

ーと、記事は記している。

 

下記、三井物産㈱おレポートもぜひご一読を

https://www.mitsui.com/mgssi/ja/report/detail/__icsFiles/afieldfile/2020/03/16/2003x_nozaki.pdf

 

ここで強調されているのは、やはり流通システム マンディ の存在です。このライセンスを持つ仲介業者を中心とする非組織的中間業者が多数介在して、農家の利益搾取しているというのです。

 

 

これでは、VOAにあった、”エイジェント”がこの抗議デモを支援しているわけが分かりますね。

 

何?なぜ?を追及することで、ニュースのその奥にある真相が見えてきます。

経済成長著しいインドで、まさかの農業貧困。

結局、教育の必要性を強く感じました。

皆さんは、いかがでしたでしょうか?

 

 

 

民間のKisan Network 

japan.cnet.com

上記リンク内抜粋

 

中でも特に農民を苦しめているのは、「サプライチェーン問題」だ。 従前よりインドでは、農家が農産物を販売するためには「マンディ」と呼ばれる農産物販売センターを介する必要がある。そのため、農家はマンディの通商許可を持つ仲介業者に頼らなければ農産物を販売することができず、農産物の価格設定はそれらの仲介業者によって行われるため、質や量に対して不当な価格が提示されても農家はそれを受け入れざるを得ない。

さらに、生産者から購入者に農産物が渡るまで、ローカルレベルでも2~3の仲介業者が介入し、50~100km離れた都市部への販売にはそれ以上の仲介業者が介入することとなるため、生産者の利益はかぎりなく薄くなってしまう。

 農産物の廃棄率も非常に高い。インドでは約40%の農産物が消費者の元へ届かず廃棄されている。インドのコールドチェーンは未発達であり、サプライチェーンに過剰な数の仲介業者が介入すると物流にさらに時間がかかり、農産物の廃棄量が増えてしまうのだ。

 こうしたサプライチェーン問題を解決しようと生まれたのが、農産物のマーケットプレイス「Kisan Network」だ。

 

 

農作物マーケットプレイス「Kisan Network」とは

Kisan Networkは、51歳のSanjay Agarwalla氏とその息子で22歳のAditya氏によって2015年8月に創業された。インドの農業サプライチェーン問題を解決するため、地方の農家と都市部のレストランや食料品メーカーなどの購入者を直接つなぐマーケットプレイスを提供している。

 その半年後には、世界的に有名なシリコンバレーアクセラレーター「Y Combinator」の2016年冬バッチ(年2回行われる3カ月間の起業支援プログラム)に採択。6月には息子のAditya氏がPaypal創業者であるピーター・ティール氏によるティーフェローシップ(世界の20歳以下の学生から20~30人を選抜し10万ドルの資金と起業アドバイスを提供するプログラム)にも選ばれた。

「Kisan Network」のウェブサイト

「Kisan Network」のウェブサイト

サービス内容は非常にシンプルだ。農家はKisan Networkのプラットフォーム上に農産物の写真をアップロードし、希望価格や今後の生産予定時期などの情報を記入する。そして購入者はプラットフォーム上から希望の商品を選んで注文する。Kisan Networkは農家と購入者をマッチングするだけでなく、商品の選別から等級付け、配送、決済までを一気通貫で担う。

既存の中間業者の手数料が11%以上であるのに対して低く設定されているため農家の収益は増える。

ーと、この記事で紹介されていました。

 

 

 

 

Farmers in India Rise Up Against Government and New Laws

 

An elderly farmer shouts slogans as others listen to a speaker as they block a major highway during a protest to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations. (AP Photo/Altaf Qadri)

 

Cool air blows through New Delhi in the mornings, and the sun is partly hidden by pollution. It is winter in India’s capital city, where 29 million people live. But along the city’s borders, this year is noticeably different.

These days, you hear cries of “Inquilab Zindabad” on the busy roads. It means “Long live the revolution.” Tens of thousands of farmers have gone to the city’s borders. They are filling the roads to demonstrate against new farming laws. They say these laws will open them to corporate abuse.

For more than a week, they have moved toward the capital driving in their farm equipment and trucks, pushing aside police barriers. Police have answered by firing tear gas and hitting the protesters with water cannons and heavy sticks.

A group of protesters shout slogans as they arrive to join farmers demanding to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations, eventually rendering them landless, at the Delhi-Haryana state border, India, Dec. 1, 2020.
A group of protesters shout slogans as they arrive to join farmers demanding to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations, eventually rendering them landless, at the Delhi-Haryana state border, India, Dec. 1, 2020.

Now, the farmers have set up camps just outside New Delhi. They have enough food and fuel supplies to stay several weeks. They want Prime Minister Narendra Modi’s government to cancel the new laws that were passed in September.

One of them is 31-year-old Kaljeet Singh. He traveled from Ludhiana city in Punjab, some 310 kilometers north of New Delhi. “He can’t decide for millions of those who for generations have given their blood and sweat to the land,” he said about Modi.

During the nights, the farmers sleep in and under vehicles. In daytime, groups sit close together in their vehicles. They are surrounded by hills of rice and vegetables that are prepared into meals each day.

Thirty-three-year-old Anmol Singh supports his family of six by farming. He said the new laws were part of a larger plan to take farmers' land away and give it to big companies.

Sonu Singh ties his turban while getting ready to join other farmers protesting against new farming laws they say will result in exploitation by corporations.
Sonu Singh ties his turban while getting ready to join other farmers protesting against new farming laws they say will result in exploitation by corporations.

“Modi wants the poor farmer to die of hunger so that he can fill the stomachs of his rich friends,” he told The Associated Press.

Many of the protesting farmers come from northern Punjab and Haryana. Most of them are Sikh, a religious minority. They fear the new laws will lead the government to stop buying grain at guaranteed prices. And they worry that it will result in abuse by companies who will push down prices. Many activists and farming experts support the protesters’ demand for guaranteed crop prices.

The new laws will also remove the people who act as agents between the farmers and the government-run wholesale markets. Farmers say these agents are necessary to the agriculture economy and the main line of credit for farmers. The agents quickly provide money to farmers for fuel, fertilizers and even loans in case of family emergencies.

Indian farmers gather together in the back of their tractor trailer early morning as they protest to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations.
Indian farmers gather together in the back of their tractor trailer early morning as they protest to abolish new farming laws they say will result in exploitation by corporations.

The government says the laws bring about needed reform that will let farmers market their crops and raise production through private investment. But farmers say they were never consulted.

About 60 percent of the Indian population depends on agriculture to make a living. The growing farmer rebellion has angered Modi’s administration and allies. His leaders have tried unsuccessfully to contain the protests.

Modi and his allies have tried to calm farmers’ fears about the new laws while dismissing their concerns. Some of his party leaders have called the farmers “misguided” and “anti-national,” a name often given to those who criticize Modi or his policies.

The government is holding talks with the farmers to try to persuade them to end their protests, but success does not seem likely.

Protesting farmers prepare a meal for fellow farmers as they block a major highway during a protest at the Delhi-Haryana state border, India, Dec. 1, 2020.
Protesting farmers prepare a meal for fellow farmers as they block a major highway during a protest at the Delhi-Haryana state border, India, Dec. 1, 2020.

Farmer Kulwant Singh is 72 years old. He said that when he left his home in Haryana for the protests, he gave his wife a necklace of flowers for two possible situations. He says if he returns home victorious, she will place the flowers around his neck in celebration. But, if he dies while revolting, his wife will put the necklace on his lifeless body when it is returned home.

Singh traveled to New Delhi with his grandson.

“It’s a fight for my generation too,” said 16-year-old Amrinder Singh.

Many of Modi’s policies have been hugely unpopular with his critics and minorities. The farmers say it is time he stops what they call his “dictatorial behavior.”

Modi was reelected in May of 2019. His second term has been marked by problems. The economy has suffered. Social unrest has grown. Protestors have rejected laws they say are unfair. And his government has been criticized for how it is dealing with the COVID-19 health crisis.

Now, the farmer protests are presenting a new problem for the government.

 

 

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Words in This Story

 

water cannon – n. a machine that shoots a large, powerful stream of water and that is used by police to control crowds

sweat – n. the clear liquid that forms on your skin when you are hot or nervous

wholesale – adj. relating to the business of selling things in large amounts to other businesses rather than to individual customers

consult – v. to talk about something with (someone) in order to make a decision

necklace – n. a piece of jewelry that is worn around your neck