EU、この冬をどう乗り切るか
”blackmailed“
He blackmailed me. 彼は私を脅迫した。これは使える表現ですね、っていつ使うのかしら?
それはさておき、以前書きましたユーロッパのこの冬の平年並み気候予想、違っていたみたいです。お詫びして訂正いたします。どうも厳しいようです!!
元々ロシアに頼っていたことに首を傾げますが。
これまでにない程のEuropean Unionの団結力!!
とはいえ、世界大恐慌の予感!! その足音はすでに聞こえてきています。
VOAで英語を学びましょう!!
EU諸国、エネルギーコスト上昇に対処するための共同努力を要請(和訳)
EU Nations Seek Joint Efforts to Fight Rising Energy Costs
September 10,2022
欧州連合の閣僚は金曜日、ブリュッセルで会合を開き、エネルギー価格の上昇から市民を守るための共同解決策を模索しました。ロシアが天然ガスの供給を停止しているため、この値上げは何百万人もの人々を寒さと貧困に陥れ流恐れがあります。
ウクライナ戦争でロシアとの緊張が高まる中、EUの27カ国のエネルギー担当大臣は、ロシアの天然ガスに価格制限を設けるかどうかで合意することができませんでした。ハンガリーは、自国の供給利益に反するとして、そのような制限に同意することを拒否しました。
他の国々は、価格制限の対象がロシアだけなのか、他の生産国も含めるべきなのかで意見が異なりました。
EUのエネルギー担当委員カドリ・シムソン氏は、「ロシアはガス供給を武器に、来年の冬のエネルギー危機を助長するだけでなく、我々の経済を弱め、EUを— 政治的に— 分裂させようとしています。」と指摘しています。彼女はさらに、「彼らの努力が失敗に終わるようにしなければなりません。」と付け加えています。
緊急会議を率いたチェコのヨゼフ・シケラ産業相は、閣僚たちにこう言いました:「我々は脅迫されるわけにはいかない。」と。
何人かの政府関係者は、合意に達するのは容易でないことを認めています。国によってエネルギーミックス、供給、ニーズが異なるからだと彼らは言います。しかし、閣僚たちは、欧州全域の最も脆弱な人々がタイムリーな支援を受けられるよう、迅速に決定を下すべきだという点では同意しました。
ロシアは、工場や家庭の暖房に使われる天然ガスの供給を減らしています。このため、エネルギー価格は過去最高となり、欧州を不況に陥れかねないという専門家の見方もあるほど、インフレを煽っています。
このような危機感にもかかわらず、閣僚たちはEUの執行機関である欧州委員会にガイドラインを提供するにとどまる予定です。その後、欧州委員会は来週、加盟国に対して正式な提案を行う予定です。
その時点で、EUの閣僚は再び会合を開き、共同提案を検討します。来月早々にも決定が下されることが期待されています。
ドイツの経済・エネルギー相、ロベルト・ハーベック氏は、欧州委員会には価格引き下げのための実行可能な提案、あるいは提案を作成する”明確な任務”があると思うと述べています。
ハベック氏は、金曜日の会合では、EU加盟国が直面するさまざまな状況が明らかに示されたと述べました。しかし、誰もが”欧州市民のために救済をもたらそう”という意志を示した、と付け加えました。合意に達しないという”選択肢はない”と、ハベック氏は述べています。
ロシアのパイプラインガスは、プーチン大統領が2月にウクライナ侵攻を命じるまでは、ヨーロッパが輸入するガスの40パーセントを占めていました。現在で全体で9パーセントに過ぎません。
欧州委員会は、EUのガス貯蔵量は82%で、—10月末に設定した80%の目標を上回っており、—冬への備えはできていると考えています。