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チリの新大統領が決まったとのニュース!!
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の批准に慎重な姿勢を示しているボリック氏。今後が注目されますね。
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チリ選挙でボリック氏が勝利、全チリの大統領になることを約束(和訳)
Boric Wins Chilean Election, Promises to be President for all Chile
日曜日に行われたチリ大統領選挙で、ガブリエル・ボリック氏が当選しました。
彼は、11月の第1回投票で勝者が出なかった後の再選挙で、ホセ・アントニオ・カスト氏を破りました。この2人は11月に最も多くの票を獲得していました。
35歳のボリッチ氏は、3月に就任するとチリで最も若い現代大統領となります。
彼は2014年に議会選挙に勝利して政界入りしました。ボリッチ氏は当時、教育制度の改善を求める抗議活動を主導したことで知られています。
選挙期間中、彼はアウグスト・ピノチェトの独裁政権時代に実施された一部の経済政策から南米の国を遠ざけることを約束しました。ピノチェトは1973年から1990年まで政権に就いていました。
カスト氏は選挙期間中、ピノチェト時代のいくつかの政策を賞賛していました。
ボリッチ氏は1回目の投票をカスト氏に2ポイント差で終えましたが、2回目の選挙までに首都サンティアゴ以外の有権者を獲得しました。北部のアントファガスタ州ではカスト氏に20ポイントの差をつけてフィニッシュしました。全体では10ポイント差での勝利でした。
ボリック氏は、社会プログラムの資金調達、環境保護、チリにおける不平等との戦いのために、富裕層への増税を行うと述べました。
55歳のカスト氏は、2017年に8%以下の得票率でした。彼はこの4年間、ドナルド・トランプ前米国大統領と比較される政策論で人気を博しました。カスト氏は、ハイチやベネズエラといった国々からの移民を制限すると述べました。チリでは移民が犯罪増加の原因になっていると懸念されているのです。
選挙が近づくにつれ、両候補はより多くの有権者を取り込むため、中間的な方向へ進もうとしました。
ボリック氏は共産党を含むチリの左派政党に支持されました。ここ数週間、新たな顧問を加えたボリッチ氏は、いかなる変化もゆっくりとそして責任を持って起こると述べました。
投票前、チリ大学の政治専門家は、国民はどちらの候補者にも期待していないと述べていました。
ロバート・ファンク氏によると、チリの人々は、カスト氏が極端な政策を打ち出し、ボリック氏が経験不足であることを心配しているといいます。
たとえ勝利しても、議会が分裂しているため、ボリック氏がチリに大きな影響を与えることはできないかもしれません。また、チリの憲法はピノチェト時代以来、初めて書き直されている最中です。近い将来、新たな選挙が行われるかもしれません。
Boric Wins Chilean Election, Promises to be President for all Chile
December 20, 2021