民間宇宙旅行時代到来！！
それにしても高額です。１人当たり５５００万ドル（約６８億円）。
様々な実験・検証等が行われたようが、宇宙に行ける時代、まさに到来！！
子供時代、それはまさに空想の世界でした。
（環境問題が気になりますが。。。）
VOAで英語を学びましょう！！
民間初の宇宙飛行士クルーが宇宙ステーションから地球に帰還（和訳）
First Private Astronaut Crew Returns to Earth from Space Station
April 27,2022
国際宇宙ステーション（ISS）を訪れた初の民間宇宙飛行士クルーが、無事に地球に帰還しました。
チームは宇宙船クルー・ドラゴンに乗ってISSまで往復しました。SpaceX社の車両は、月曜日にフロリダ州沖の大西洋に予定通り着水しました。SpaceX社は、チームを軌道に乗せたFalcon ９ロケットも提供しました。
地球への帰還は、ISSに滞在した２週間の科学ミッションの終了を意味します。このフライトは、民間企業によって企画・運営され、完全に商業的な宇宙飛行士クルーが参加した最初のものでした。
スペースX社のミッションコントロールは、クルーへの無線メッセージで「地球へお帰りなさい」と述べました。「宇宙での数日間を楽しんでいただけたことでしょう。」
ISSのミッションは１週間強の予定でした。しかし、天候の影響でクルーは2週間以上宇宙に滞在することになったのです。
日曜日の夜、宇宙ステーションを離れる前に、一行はISSの７人のホストに感謝しました。その中には、自身のミッションがまもなく終了するNASAの３人の宇宙飛行士も含まれていました。
※米国商業有人宇宙船 クルードラゴンAx-1 (アクシオム・ミッション1：Axiom Mission 1)が、日本時間2022年4月9日(土)午前0時17分に、ケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げられました。
クルーは、アメリカの宇宙機関NASAの宇宙飛行士を引退したマイケル・ロペス-アレグリアが率いていました。彼は現在、ISSミッションを企画・運営するアクシオム・スペースの副社長を務めています。
2022年4月8日（金）、フロリダ州ケープカナベラルで、ドラゴン宇宙船に座るAXIOMクルーを撮影したSpaceX社提供のファイル写真。(SpaceX via AP, File)
６３歳のロペス-アレグリア氏はミッションコマンダーと説明されています。彼はミッションパイロットとして、オハイオ州出身の７２歳のビジネスマンでプライベートパイロットであるラリー・コナー氏と一緒に参加しました。他のメンバーは、６４歳のイスラエル人男性、戦闘機パイロットのエイタン・スティッべ氏と５２歳のカナダ人ビジネスマン、マーク・パティ氏でした。スティッベ氏とパティ氏はミッション・スペシャリストとして活躍しました。
カプセルから助け出されたクルーは、回収船に乗せられ、簡単な健康診断を受けました。その後、フロリダのNASAに運ばれ、より詳細な健康診断が行われました。
アクシオンのオペレーション・ディレクターであるデレク・ハスマン氏は記者団に対し、「みんな元気そうだし、それなりにうまくいっている」と述べ、宇宙飛行士たちは "とても元気いっぱいだ "と話しました。
コナー氏は、この経験を "素晴らしいミッション "と呼びましだ。ロペス-アレグリア氏は、ISSでの”冒険”は想像以上に”長く、刺激的”だったと語りました。
パティ氏は、このミッションは”多くの点で目を見張るものがあった”と述べ、”私の人生に永続的な影響を与える”ことは間違いないだろうと語りました。
アクシオンの国際宇宙ステーションへのミッションAx-1のクルーは、この未公開写真に写っている。左から、ラリー・コナー、マイケル・ロペス-アレグリア、マーク・パシー、エイタン・スティッブ。(画像提供：SpaceX/Axiom Space)
このミッションは、アクシオム社、NASA、業界関係者から、商業宇宙活動の最新の拡大におけるターニングポイントであると賞賛されました。
「我々は、軌道上で効果的かつ生産的になる方法でクルーを準備できることを証明しました 。」とハスマン氏は言います。「地球低軌道に到達するための新しい道があることを世界に示したのです。」
過去に、ISSは民間人の訪問を受け入れたことがあります。しかし、今回のミッションは、ISSを軌道上の実験室として利用するために送られた初の民間人宇宙飛行士チームとなりました。クルーは、軌道上で実施する２５の科学実験と生物医学実験を持ち込んだのです。
SpaceX社にとっては、約２年ぶり６回目の有人宇宙飛行となりました。同社は、今後２年間でさらに３回のアクシオン宇宙飛行士ミッションをISSに飛行させる契約を結んでいます。アクシオンの２回目の飛行は、来春に予定されています。
First Private Astronaut Crew Returns to Earth from Space Station
The first private astronaut crew to visit the International Space Station (ISS) has returned safely to Earth.
The team flew to the ISS and back on the spaceship Crew Dragon. The SpaceX company vehicle landed as planned in the Atlantic Ocean off the coast of Florida on Monday. SpaceX also provided the Falcon 9 rocket that carried the team to orbit.
The return to Earth marked the end of a two-week science mission aboard the ISS. The flight was the first to be organized and operated by a private company involving a completely commercial astronaut crew.
“Welcome back to planet Earth," SpaceX Mission Control said in a radio message to the crew. “We hope you enjoyed the extra few days in space.”
The ISS mission was supposed to last just over a week. But weather conditions kept the crew in space for more than two weeks.
Before departing the space station on Sunday night, the group thanked their seven ISS hosts, including three NASA astronauts whose own mission will end soon.
The crew was led by Michael Lopez-Alegria, a retired astronaut for the American space agency NASA. He now works as the vice president of Axiom Space, which organized and operated the ISS mission.
The 63-year-old Lopez-Alegria was described as the mission commander. He was joined by the mission pilot, Larry Conner, a 72-year-old businessman and private pilot from Ohio. The other members were 64-year-old Israeli man Eytan Stibbe, a fighter pilot and 52-year-old Mark Pathy, a Canadian businessman. Stibbe and Pathy served as mission specialists.
After being helped out of the capsule, the crew members were picked up by a recovery ship and given a quick health examine. The team was then flown to NASA in Florida for more detailed medical check-ups.
"Everybody looks great and is doing reasonably well," Axiom operations director Derek Hassmann told reporters. He described the astronauts as being "in great spirits."
Connor called the experience an “amazing mission.” Lopez-Alegria said his “adventure” aboard the ISS was “even longer and more exciting” than he imagined it would be.
Pathy said the mission was “eye-opening in so many ways,” and would surely have “a lasting impact on my life.”
The mission was praised by Axiom, NASA and industry officials as a turning point in the latest expansion of commercial space activities.
"We proved that we can prepare the crew in a way that makes them effective and productive on orbit," Hassmann said. "What it demonstrates to the world is that there is a new avenue to get to low-Earth orbit."
In the past, the ISS has accepted some visits by private citizens. But the latest mission marked the first all-commercial team of astronauts sent to use the station as an orbiting laboratory. The crew brought 25 science and biomedical experiments with them to carry out in orbit.
It was the sixth human spaceflight for SpaceX in nearly two years. The company has a contract to fly three more Axiom astronaut missions to the ISS over the next two years. Axiom’s second flight is planned for next spring.
Words in This Story
mission – n. an important project or trip, especially involving space travel
commercial – adj. related to buying and selling things
host – n. a person who organizes a party or special event
for guests
amazing – adj. very surprising
adventure – n. an exciting and sometimes dangerous experience
impact – n. the effect that a person, event or situation has on someone or something
avenue – n. a possible way of doing or achieving something
民間人による宇宙飛行士ミッションAx-１が国際宇宙ステーションへ
最終更新 2022.04.15｜最終更新 2022.04.26
Ax-１ミッションは、NASAの承認を得て２０２０年３月に締結されたアクシオム・スペース(Axiom Space)社とスペースX社の間の契約で実施される民間ミッションです。２０２１年６月にはAx-２, ３, ４と３回の追加ミッションの契約も締結されています。アクシオム・スペース社は、民間宇宙飛行士により宇宙ステーションへの様々なミッションを行うことができるように、事前にNASAと大規模な契約を結んでいます。この契約は、訓練、食料、運用管理を含む包括的なもので、経験豊富な宇宙飛行士が指揮を執り、クルーが希望する科学研究や教育プログラムを中心に構成されます。
NASAは、国際宇宙ステーション(ISS)での長期活動機会も含めた、低軌道での将来の商業有人宇宙飛行に関連した検討を行う企業１３社を２０１８年８月に選定しており、アクシオム・スペース社もその1つです。アクシオム・スペース社は、将来自社のステーションモジュールの打ち上げ・運用を計画しています。
Ax-１ミッションのISS滞在予定は８日間で、１００時間以上の研究を含む２５の異なる実験を行うとしていました。４月１３日には、ヒューストンで行われた開催イベントや、地元の８歳～１８歳の学校生徒の開催イベントへ、軌道上から参加が行われています。帰還予定日の１８日にロシアの船外活動あるため1日滞在が延長され、２０日午前にISSから切り離される予定でしたが、帰還時の地上の天候不良から延期されています。歓送会が開かれる予定だったライブ内容は、実験実施の感想と謝意が示される報告となりました。４月２５日(月)午前１０時１０分頃にドッキング解除が実施、２６日午前２時過ぎフロリダ沖の海上に着水し、全部で１７日の旅程となりました。
