エアバス社、最後のA380
A３８０、なんともゴージャスな飛行機ですね〜。
エミレーツ航空、乗ってみたくなりました。
パイロット・CA待遇も世界一。ドバイの超高層高級マンションが住まいとなります。（現役CAの方からお聞きしました）
さて、豪華な機内を思い描きながら
VOAで英語を学び、知識を広げましょう！！
エアバス社、最後の超大型機を引き渡す （和訳）
Airbus Delivers Last Superjumbo Airplane
エアバスがエミレーツ航空に史上最後のA380を引き渡した後、離陸するエアバスA３８０（２０２１年１２月１６日、ドイツ・ハンブルク-フィンケンヴェルダーにて）。(REUTERS/Fabian Bimmer)
エアバスは木曜日、ドバイのエミレーツ航空に最後の超大型機A３８０を引き渡しました。この飛行機は１４年間生産され続けてきました。
A３８０は、世界最大の旅客機です。２階建てで最大５００人を収容できます。ファーストクラスにはバーやシャワーといったものが付いています。
この飛行機の生産は、わずか２７２機で終了しました。同社は当初、１０００機以上を生産する計画でした。
エアバス社は、イギリス、フランス、ドイツ、スペインの４カ国の別会社からなる飛行機製造のコングロマリットです。航空会社が小型機を購入する傾向が強まったため、２０１９年にA３８０の生産を停止することを決めました。
※conglomerate 【kənɡlάmərət 】
エミレーツ航空は、エアバスにとって圧倒的に大きな買い手でした。この航空会社は、超大型ジェット機の訴求力を今でも信じています。A３８０がもう製造されないとしても、エミレーツ航空は何年もA３８０を飛ばし続けるでしょう。しかし、多くの航空会社はこれに反対し、COVID-１９の大流行時にはA３８０の飛行を中止しています。
エミレーツ航空のティム・クラーク社長は、A３８０のような大型４発機の時代は過去になったとする評論家の意見に反対しています。
「私はそのような見方を全くしていません」とクラーク氏は最近記者団に語っています。「そして、私はまだA３８０のための場所があると信じています。」旅行客は”あの飛行機が絶対に（好き）だ”と彼は付け加えました。
この飛行機は、２０００年に製造の話が始まりました。ボーイング社が１９６０年代に開発したジャンボジェット機７４７に対するエアバス社の２１世紀的な回答という意味合いもありました。A３８０は、ロールスロイス社の静かなエンジンを長い主翼の外側に搭載しています。機体は軽く、操縦しやすいのです。
この飛行機は、ヨーロッパの技術の象徴として世界中に知られるようになりました。しかし、製造コストが高く、航空会社にはあまり普及しませんでした。A３８０は２０１８年、同社に５億２２００万ドルの損失を与えました。エアバスはその１年後に生産中止を決めました。
１月にはボーイングが、５１年以上続いた７４７の生産を２０２２年に停止すると発表しました。７４７は航空業界を変えたと評価されています。しかし、同社は２０１８年と２０１９年に致命的な墜落事故を引き起こした７３７ Max機の生産失敗から立ち直るのに苦労しています。
A３８０の最初の納入は２００７年で、予想より２年以上遅れました。エミレーツ航空がその１年後に最初のA３８０を手にしたとき、金融危機が発生しました。もっとも大きい航空機の売れ行きが落ち込んだのです。
航空会社は、短距離移動のための中型機により興味を示したようでした。長距離の旅でも、乗客でいっぱいにしやすい小型の飛行機を好んだようでした。
ボーイング社は、より小型の７８７ドリームライナーの販売を開始し、後にエアバス社のA３５０がそれに続きました。
「食欲や熱意が鈍るということがありました。我々はそのような見方をしませんでした；我々はこの素晴らしい（A３８０）航空機を導入したのです。」とクラーク氏は航空会社の会合で述べました。
そして、「私たちは、私がこれまでで最も美しい航空機の一つだと思うものを所有しています。」と付け加えました。
Airbus Delivers Last Superjumbo Airplane
Airbus delivered its final A380 superjumbo airplane to Dubai's Emirates Airline on Thursday. The plane has been in production for 14 years.
The A380 is the world’s largest passenger airplane. It can seat up to 500 people on two levels. It includes things such as bars and showers in first class.
Production of the plane ended after just 272 were built. The company first had plans to produce 1,000 or more.
Airbus is an airplane-making conglomerate made up of separate companies in Britain, France, Germany and Spain. It decided to stop producing the A380 in 2019, as airlines became more likely to purchase smaller models.
Emirates Airline is by far Airbus’ largest buyer. The airline still believes in the superjumbo jet’s ability to appeal to passengers. Even though no more A380s will be built, Emirates will keep flying them for years. But many airlines disagree and stopped flying the A380 during the COVID-19 pandemic.
Emirates Airline president Tim Clark disagrees with critics who say the days of large four-engine planes like the A380 are in the past.
"I don't share that view at all,” Clark recently told reporters. “And I still believe there is a place for the A380.” He added that the traveling public “absolutely (loves) that airplane.”
Talks to build the plane began in 2000. It was meant to be Airbus’ 21st-century answer to Boeing’s 1960s jumbo jet, the 747. The A380 has quiet Rolls Royce engines placed far out on its long wings. The body of the plane is light and easy to control.
The plane was a symbol around the world of European technology. But it was costly to make and did not become very popular with airlines. The A380 lost the company $522 million in 2018. Airbus decided to halt production a year later.
In January, Boeing announced that it would stop producing the 747 in 2022, after more than 51 years. The 747 is credited for changing the airline industry. But the company has been struggling to recover from production failures of its 737 Max plane, which led to deadly crashes in 2018 and 2019.
The first delivery of the A380 came in 2007, more than two years later than expected. When Emirates got its first A380 a year later, the financial crisis hit. Sales for the biggest planes fell.
Airlines seemed more interested in mid-size planes for shorter trips. Even on longer trips, airlines seemed to prefer smaller planes that were easier to fill with passengers.
Boeing began selling models of its smaller 787 Dreamliner, which was later followed by the Airbus A350.
"There was a slowing down of appetite and enthusiasm. We didn't share that view; we put this great (A380) aircraft to work," Clark said at an airlines meeting.
He added, "We have what I think is one of the most beautiful aircraft ever flown."
Words in This Story
deliver — v. to take something to a person or place
jumbo — adj. very large
bar — n. a counter where alcoholic drinks are served
shower — n. a device that produces a spray of water for you to stand under and wash your body
conglomerate — n. a large business that is made of different kinds of companies
view — n. an opinion or way of thinking about something
symbol — n. an action, object, event, etc., that expresses or represents a particular idea or quality
appetite — n. a physical desire for food
enthusiasm — n. strong excitement about something
エミレーツA３８０
エミレーツのA380型機 | 機種一覧 | エミレーツ体験 | エミレーツ航空 日本
重量510～575トン
シロナガスクジラ2頭分の長さ、キリン5頭分の高さ
400万個の部品
機体の仕様
乗客定員
３クラス（長距離） -５１７席
３クラス（超長距離） - ４８９席
２クラス（長距離） - ６１５席
翼幅 ２６１フィート ８インチ/ ７９.８メートル 全長 ２３８フィート ６インチ/ ７２.７メートル 全高 ７９フィート ７インチ/２４.１メートル
機内の幅
メインデッキ：２１フィート ７インチ/６.５８メートル、
２階席：１９フィート５インチ/ ５.９２メートル
エンジン
GP7７２００
RR Trent ９００推力 ７０,０００ ポンド 最長飛行距離 ８,０００海里/ １５０００キロメートル 巡航速度（マッハ） ０.８５ 飛行高度
４３,１００フィート
素晴らしいフライト
新しいエミレーツA３８０型機が刷新されたインテリアと最新のラグジュアリー・シートを搭載して登場しました。アラブ首長国連邦の国樹をモチーフとしたクリーム色とブロンズのウェーブがデザインされた広々とした明るい客室にお進みください。最新のエミレーツA３８０はワンランク上の豪華さを体験いただける新しいプレミアム・エコノミーの客室も特徴です。最新デザインの機内ラウンジや内装が新しくなったシャワースパでは、従来どおり特別なA380体験をお楽しみいただけます。
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１９８５年設立のアラブ首長国連邦（UAE:United Arab Emiretes)のドバイを本拠とする航空会社です。アラブ航空会社機構 (Arab Air Carriers Organization) の一員。
ドバイ政府がオーナー。
アラブ航空会社機構とはアラブ連盟に加盟する国の航空会社が１９６５年に設立した組織。本部はレバノンのベイルート。
エミレーツ航空・グループ会長兼最高責任者：
シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下
エミレーツ航空社長：ティム・クラーク卿
