我思う故に我あり

日常で感じたこと、考えたことを綴ります。

アメリカ独立記念ーあなたの知らないこと?!

2020年7月4日、244回目のアメリカの誕生日をお祝いする日ですね。

 

20年ほど前、約一年アメリカニュージャージーにいたことがあります。小さな町でしたがお祝い行事がいっぱい。BBQパーティーなど皆それぞれの休日を楽しんでいました。-そして、花火!!

そんな独立記念日、今年はどうなるのでしょうか?

本日のVOAアメリカ独立記念日についてです。

7/4の知らないこと?!

好奇心は、原動力!! 

 

それと最後のあたりー

正確に伝えることがメディアの本筋、その中ですごく控えめに、しかしながらとってもとってもシニカルな締に思わず苦笑いしてしまいました。

 

ジョン・アダムスからホットドックの大食い競争まで、本日も盛りだくさんのVOA,スタート!!

 

 

あなたが(おそらく)7月4日について知らないこと

 

Things You (Probably) Don’t Know About the 4th of July

 

learningenglish.voanews.com

 

アメリカは7月4日に独立記念日を迎えます。

通常は、全国の都市や町で音楽、花火、食べ物の大規模な公共のお祝いが含まれています。しかし今年は、国の多くが大規模な集会を避ける、またはそれらを禁止しています。

それで、我々は休日のいくつかのあまり知られていない歴史を心に留めようと、独立記念日の過去の幽霊に目を向けています。

7月って何?

1776年にジョン・アダムスが書いたように、この日はアメリカの歴史の中で記憶されることになるでしょう。人々は花火や祝賀会でこの日を称えるでしょう。

彼は7月2日のことを言っています。

大陸会議がイギリスからの独立に賛成票を投じた日です。植民地は正式に自治国家となりました。

しかし、独立宣言に書かれている日付は7月4日なので、1776年からアメリカ人は7月4日を国の独立記念日と称してきました。

じゃ、7月2日は?それほどではない。

最後まで愛国的

アダムスはその後、アメリカ合衆国初の副大統領、第二代大統領となりました。アダムスは、1826年7月4日に亡くなるまで、7月4日の独立記念日を何度も守っていました。その数時間前には、アダムスの生涯の友人であり、敵対する元副大統領であり、第三代大統領であったトーマス・ジェファーソンも亡くなりました。

この日は独立記念日から50周年でした。

その5年後の7月4日には、第5代大統領ジェームズ・モンローも亡くなりました。

そして、1872年7月4日に生まれたカルヴィン・クーリッジという1人の大統領がいます。

 

 ネイサンって 誰?

ほとんどのアメリカ人は独立記念日をバーベキューやパレード、そして花火で祝います。しかし、一部の人はホットドッグを食べてお祝いします。 


1970年代初頭から毎年7月4日には、ネイサンズフェイマスと呼ばれるレストランでは、10分間で誰が最も多くのホットドッグを食べられるかを競う大会が開催されています。このイベントには、男女別に分かれた30~40人の競技者が参加しています。女性は女性と対戦。男性は男性と対戦します。

この大会はニューヨーク市コニーアイランド地区にあるネイサンズフェイマスで開催されています。1916年にオープンしたこのレストランは、長い年月をかけて大きなフードビジネスに成長し、多くの店舗を持つようになりました。

ネイサンズの紛れもない有名な大食い者は、カリフォルニア州のジョーイ・チェスナットです。36歳の彼は、昨年を含めて12回の男子選手権で優勝しています。彼はネイサンズの大会で最も多くのホットドッグを食べた記録を保持している。

ニューヨーク出身の須藤美紀さんはネイサンズフェイマスの現役女子チャンピオンです。彼女はこの大会で6回優勝しており、他のどの女性よりも多いのです。

しかし、彼女の対戦相手である韓国生まれのソーニャ・トーマスさんは、このイベントでより多くのホットドッグを食べています。トーマスさんは2011年に10分で40個のホットドッグを食べた記録を打ち立てました。しかし、その記録は長くは続きませんでした。トーマスさんは翌年、ネイサンズに戻ってきて45個を食べたのです。

ネイサンズは今年の独立記念日に再びホットドッグ食べ競争を開催しています。イベントはCOVID-19のため一般公開されていませんが、テレビやウェブでライブ中継される予定です。

あの花火はどこから来るのかな?

では、独立記念日に連動している、おそらく最も一般的なイメージである花火の話に戻しましょう。アメリカ人は本当に、本当に花火が大好きです。アメリカ花火協会(The American Pyrotechnic Association - "pyrotechnic "は "花火 "の別の言葉 - )は、昨年、アメリカ人は普通の花火に10億ドルを費やしたと報告しました。また、業界団体によると、プロ用の花火の売り上げからも3億7500万ドルを稼いでいるといいます。

 
しかし、アメリカでは花火は普及していますが、アメリカ製のものはほとんどありません。大半が中国からの輸入品です。

そして、アメリカの国旗もほとんどがそこで作られているのです。

独立記念日おめでとう。

 

アメリカ独立宣言書

参照:NATIONAL ARCHIVES

羊皮紙の独立宣言書(国立公文書館博物館のロタンダに展示されている文書)の石版画を書き写したものです。☟

https://www.archives.gov/founding-docs/declaration-transcript

(最初の出だしだけちょこっと和訳)

 

1776年7月4日に議会で

13のアメリカ合衆国の全会一致宣言は、人類の出来事の過程で、ある民族が他の民族と結びついていた政治的な結びつきを解消し、地球上の大国の間で、自然の法則と自然の神が彼らに与えている分離した平等な地位に就くことが必要になったとき、人類の意見に対するまっとうな敬意は、彼らが分離に駆り立てられる原因を宣言することを要求するものである。

興味のある方は、原文にチャレンジ!!

 

歴史のおさらいー7/2  7/4

 

イギリスの植民地に対する税金への不満が、アメリカがイギリスから独立するきっかけとなりました。

1775年マサチューセッツ州でイギリス軍との構想が始まり

翌1776年アメリカ東部13州の代表がフィラデルフィアに集結し会議が開催されます。

その会議でイギリスからの独立目指すこと(Lee Resolution)が決議。

その日が7/2トマス・ジェファーソンが言っていた”その日”です。

 

そして彼が中心となり作成された、アメリカ独立宣言の文章が一般に公開された日が,7/4

 

さらに興味のある人は、アニメ版”Liberty Kids"、なんていかがでしょう。

アメリカの独立の歴史が楽しくわかりますよ。

リンクは☟

http://www.originalunitedstates.com/libertykids/?i=1

 

驚きの日 7/4

 

本文にもありましたが、

この日、実はアメリカの有名な大統領の命日でもあるのですね。

ジョン・アダムスミス、トーマス・ジェファーソン、ジェームスモンロー。

第2代アメリカ合衆国大統のジョン・アダムスと第3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンは全く同じ1826年7月4日に死亡。

第5代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・モンローはその翌々年の7月4日


単なる偶然とは言え、国にその身を捧げたものの運命を感じませんか?

 

だからこそ、アメリカは7月4日を“特別な日”として、永遠に記憶し続けるのでしょう。

 

2020年7月4日今年の独立記念日の花火は?

AFPBB News によると、カリフォルニア州フロリダ州では、例年7月4日には大勢の人で混み合うビーチが、感染者数の急増を受けて閉鎖。一方、テキサス州ミシガン州などでは、一年のうち最も繁忙期であるはずのこの週末にバーが閉鎖されたそうです。

米各地では、独立記念日の祝日は異様な空気に包まれた。大通りでのパレードは中止され、隣近所で繰り広げられるにぎやかなバーベキューは規模が縮小され、家族の再開も延期されたそうです。

ドナルド・トランプDonald Trump)大統領は4日、首都ワシントンのホワイトハウスで式典「米国に敬礼を(Salute to America)」を開いた。式典には医師や看護師、軍の兵士やその家族らが招待され、米軍による展示飛行や花火の打ち上げが行われる予定とのこと。

アメリカ、味気ない独立記念日 感染者急増でビーチやバー閉鎖 - ライブドアニュース

 

 

しかしながら、N.Y.は違うよう。

豪華花火コロナ対策特別バージョン!!

 

nysee.love

 

花火ーその起源

日本煙火協会によると、花火の原料となる火薬(黒色火薬)は、古くは中国における錬金術・煉丹術に関係する紀元前の時代に遡るそうです。

12世紀ごろに、火薬は実用化となり火器などの軍事利用され、その後、「爆竹」仕掛け花火などの花火に使用されるようになったそうです。

その後、観賞用の花火として14世紀にイタリアのフィレンツェキリスト教のお祭りを飾る花火が始まりました。

このイタリアのフィレンツェでスタートをした花火がヨーロッパの大航海時代に世界中に広まりました。

日本では、16世紀戦国時代に南蛮人によって、のろしとして使用され、江戸時代に入ってから上流社会で遊びや観賞用花火が登場したそうです。

はなびかんしょうの記録そしては天正17年(1589年)7月伊達政宗が米沢城で見た、慶弔18年(1613年)8月明国の商人がイギリス国ジェームス1世の使者を案内して駿河城で徳川家康に見せた、という記録が残っているようです。

花火入門 R02年版

www.hanabi-jpa.jp

 

中国で花火の祖先のようなものが誕生し、イタリアで今のような花火の原型が出来上がり、大航海時代に世界中に広まった、ということになるのですね。

ロマンだわ~!!

 

 

 

 

 

原文  Things You (Probably) Don’t Know About the 4th of July

 

Fireworks explode over the Lincoln Memorial during the Fourth of July celebrations in Washington, DC, July 4, 2019. (Photo by ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP)

The United States observes its Independence Day on July 4th.It normally includes massive public celebrations of music, fireworks and food in cities and towns across the country. This year, however, much of the country is avoiding large gatherings, or barring them.

So, we are turning to the ghost of Independence Day past to note some lesser-known history of the holiday.

July what?

Declaration of Independence painting by John Trumbull in 1818. The famous work hangs in the US Capitol Building in Washington, D.C.Declaration of Independence painting by John Trumbull in 1818. The famous work hangs in the US Capitol Building in Washington, D.C.

This day will be remembered in American history, wrote John Adams in 1776. People will honor it with fireworks and celebrations.

He was talking about the second of July.

That is the day the Continental Congress voted in favor of independence from the British. The colonies officially became self-ruling states.

But the date written on the Declaration of Independence is July 4. So, since 1776, Americans have honored July 4 as the country’s Independence Day.

And July 2? Not so much.

Patriotic to the end

Adams went on to become the first vice-president of the United States of America and its second president. He observed many July 4th Independence Days right up until he died --- on July 4th, 1826. That same day, a few hours earlier, Adams’ lifelong friend, opponent, former vice president, and third president, Thomas Jefferson, also died.

It was the 50th anniversary of Independence Day.

Five years later, James Monroe, the country’s fifth president, also died on July 4.

And one president, Calvin Coolidge, was born on July 4, in 1872.

 

Nathan who?

Most Americans celebrate Independence Day with barbecues, parades and, yes, fireworks. But a few celebrate by eating all the hot dogs they can.

Defending men's champion Joey Chestnut, left, and defending women's champion Miki Sudo pose together during Nathan's Famous international Fourth of July hot dog eating in New York City, in 2019.
Defending men's champion Joey Chestnut, left, and defending women's champion Miki Sudo pose together during Nathan's Famous international Fourth of July hot dog eating in New York City, in 2019.

 

Every July 4th since the early 1970s, a restaurant called Nathan’s Famous has held a competition to see who can eat the most hot dogs in ten minutes. The event involves 30 to 40 competitors divided by sex. Women face women. Men face men.

The competition is held at Nathan’s Famous in the Coney Island area of New York City. The 1916 restaurant grew over the years into a large food business, with many stores.

The undeniable star eater at Nathan’s is Joey Chestnut of California. The 36-year-old has won the men’s championship 12 times, including last year. He also holds the Nathan’s record for most hot dogs eaten in competition --- 74.

New York native Miki Sudo is Nathan’s Famous current women’s champion. She has won the event six times, more than any other woman.

But her opponent, South Korean-born Sonya Thomas has eaten more hot dogs at the event. Thomas set the record in 2011 downing 40 hot dogs in ten minutes. But, that record did not last long. Thomas returned to Nathan's the following year and ate 45.

Nathan’s is holding the hot dog eating competition again this Independence Day. The event is not open to the public because of COVID-19. But, it will be covered live on television and the web.

Where do those fireworks come from?

So, let’s go back to those fireworks, probably the most common image linked to Independence Day. Americans really, really love fireworks. The American Pyrotechnic Association – “pyrotechnic” is another word for “fireworks” – reported that Americans spent $1 billion on ordinary fireworks last year. And, the industry group said it also earned $375 million from sales of professional fireworks.

People watch Macy's 4th of July Fireworks Independence Day celebrations in New York July 4, 2016. REUTERS/Eduardo Munoz)
People watch Macy's 4th of July Fireworks Independence Day celebrations in New York July 4, 2016. REUTERS/Eduardo Munoz)

 

But although fireworks are in popular use in America, they are rarely made in America. The huge majority is imported from China.

And, most American flags are made there too!

Happy Independence Day!

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Words in This Story

 

barbecue -n. to cook food, especially meat, outside over hot coals or an open fire​

hot dog -n. a small cooked sausage that is mild in flavor and is usually served in a long roll (called a hot dog bun)​