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西側諸国、ロシアの一部銀行をSwiftから切り離す(和訳)
West to cut some Russian banks off from Swift
EU、米国およびその同盟国は、ロシアの多数の銀行を主要な国際決済システムであるスウィフトから切り離すことで合意しました。
ロシアの中央銀行の資産も凍結され、ロシアの海外準備金へのアクセスが制限されることになります。
共同声明によると、”ロシアを国際金融システムからさらに孤立させる”ことが意図されているといいます。
ロシアは、主要な石油とガスの輸出をスウィフトシステムに大きく依存しています。
今回の共同制裁は、ウクライナへの侵攻をめぐってロシアに課されたこれまでで最も厳しい措置です。
スウィフト(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)は、安全なメッセージングシステムで、高速で国境を越えた支払いを可能にし、国際貿易を可能にします。
ベルギーに本拠を置き、世界中の11,000以上の銀行や金融機関の間で取引を促進しています。
世界経済を支える極めて重要な役割を担っていますが、自ら制裁を決定する権限はありません。
ドイツの報道官は、「国際社会からすでに制裁を受けているすべての銀行と、必要であれば他の機関も対象となる」と述べました。
スウィフトから銀行を排除することは、ほとんどすべての銀行がこのシステムを利用しているため、厳しい抑制とみなされます。
この措置は、米国、英国、欧州、カナダの4カ国が合意しました。
West to cut some Russian banks off from Swift
Published 32 minutes agoA foreign exchange bureau in St Petersburg (file picture)The EU, US and their allies have agreed to cut off a number of Russian banks from the main international payment system, Swift.
The assets of Russia's central bank will also be frozen, limiting Russia's ability to access its overseas reserves.
The intention is to "further isolate Russia from the international financial system", a joint statement said.
Russia is heavily reliant on the Swift system for its key oil and gas exports.
The joint sanctions are the harshest measures imposed to date on Russia over its invasion of Ukraine.
Swift, or the "Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication", is a secure messaging system that makes fast, cross-border payments possible, enabling international trade.
Based in Belgium, it facilitates transactions between more than 11,000 banks and financial institutions across the globe.
It plays a pivotal role in supporting the global economy but has no authority to make sanction decisions itself.
The banks affected are "all those already sanctioned by the international community, as well as other institutions, if necessary", the German spokesman said.
Removing banks from Swift is deemed to be a severe curb because almost all banks use the system.
The measures were agreed by the US, UK, Europe and Canada.
ドイツ一転、ウクライナに武器支援 露のSWIFT排除にも前向き
2022/2/27 07:39
ドイツのショルツ首相は26日、ウクライナに対戦車兵器1000基、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」500基を供与すると発表した。これまではウクライナへの武器供与を拒否してきたが、方針を転換した。
ショルツ氏は、「ロシアの侵攻が転機になった。露軍に対するウクライナの自衛支援は、われわれの責務」とする声明を出した。
ドイツはこれまで、「紛争地には殺傷兵器を送らない」として、ウクライナへの軍事支援は自衛用ヘルメットの供与にとどめていた。発表を前に26日、ベルリンを訪れたポーランド、リトアニア両国首脳は、ショルツ氏に対し、ウクライナに対する武器支援を強く求めていた。ドイツは26日、国際資金決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT)のネットワークからロシアを排除する金融制裁にも、限定的に応じる姿勢を見せた。ベーアボック外相が、「SWIFT排除による巻き添え被害をどう抑えるかを検討中」だと声明を出した。SWIFT排除は、ロシアが石油やガス輸出で得た外貨送金を遮断する手段。25日の欧州連合(EU)外相理事会で、対露追加制裁の一つとして検討されたが、ロシア産ガスに依存するドイツが難色を示し、見送られた。
ーそして27日のBBCが伝えたニュースではEUも含み米国、英国、カナダの合意となった模様。