今年は厳しくなりそうですね!!
コロナにインフル!!
有効な薬の入手、ワクチン接種。
接種予約、スケジューリングをしなくては。。。
VOAで英語を学びましょう!!
医師、今シーズンは'インフルエンザの予防接種を'(和訳)
Doctors Say ‘Get a Flu Shot’ This Season
October 10, 2022
過去2年間、多くの人々を家に閉じ込めていたCOVID-19の規制が、インフルエンザ患者の数を減らしたと考える医師もいます。
しかし、多くの国がパンデミック規制を撤廃しています。今、世界の北半分に寒波がやってきており、医師たちは今度の冬は悪いインフルエンザの季節をもたらすかもしれないと考えています。
Fluは、インフルエンザの略で、米国では毎年数百万人の感染者を出しています。米国疾病対策予防センターの報告によると、その数は近年では少ないもので900万人、多いものでは4000万人にものぼります。
米国の医師は、今年は約1億8千万人のインフルエンザ予防接種を実施すると見込んでいます。高齢者、つまり65歳以上の人々には、住んでいる場所で利用できる場合は、特別に強力なインフルエンザの予防接種を受けるよう求めています。
米国では、生後6カ月からインフルエンザの予防接種を受けることが推奨されています。
リチャード・ウェビー氏は、テネシー州メンフィスにあるセント・ジュード小児研究病院で、インフルエンザに関する研究を中心に行っている医師です。彼は、高齢者は自分の年齢層に合った種類の予防接種を受けるようにと言っています。今年発売された予防接種のうち3種類は、高齢者により効果的であると述べています。
若い人たちにも選択肢はあります。卵アレルギーの人や注射が苦手な人にも有効なインフルエンザワクチンのバージョンもあります。
インフルエンザの流行はこれから
もう一人のインフルエンザの専門家は、メリーランド州ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学のアンドリュー・ペコシュ博士です。彼は、オーストラリアでは最近、過去5年間で最悪のインフルエンザ・シーズンと言います。ペコシュ博士は、世界の南半分で起こったことは、世界の北半分で何が起こるかを予測するのに役立つと述べています。
彼は、強いインフルエンザは、これまでウイルスに感染したことのない幼い子どもたちには危険だと言います。
ジェイソン・ニューランド氏は、ミズーリ州のセントルイスにあるワシントン大学で感染症に携わる小児科医です。彼は、医師はすでに肺に影響を与えるインフルエンザのような感染症のために子供たちを治療していまする。彼は、"...我々は、パンデミック前に見たような本当のインフルエンザの季節を見るでしょう。"と言います。
医師たちは、感染症が増加している理由の一つとして、ほとんどの人が顔を覆わなくなったことだと言います。COVID-19のパンデミックの時は、顔を覆っていました。
CDCは、10月末までにインフルエンザワクチンを接種すべきであると述べます。しかし、CDCは、予防接種がその年の後半にも有効であると述べています。
現在のワクチンは、科学者が実験室でワクチンに使うウイルスを育てなければならないので、作るのに時間がかかります。時々、インフルエンザのバージョンが変わる、あるいは変異します。つまり、ワクチンが効かなくなるのです。
将来のワクチン
COVID-19のワクチンを製造した企業は、現在インフルエンザ・ワクチンの開発に取り組んでいます。そのため、医療関係者は、医師が毎年もっと簡単にインフルエンザを封じ込めることができるようになるのではないかと期待しています。
ファイザー・バイオテック社とモデルナ社が使用しているmRNAワクチン技術は、現在インフルエンザでテストされています。このテストが成功すれば、科学者たちは、インフルエンザ・ウイルスが変化しても、mRNAワクチンをすぐに変更できるようになると考えています。
Doctors Say ‘Get a Flu Shot’ This Season